ステロイドの糖質コルチコイド作用および鉱質コルチコイド作用の力価比と使い分け

最近、コートリルはプレドニンと比較してどのくらい鉱質コルチコイド作用があるかDr.に尋ねられたのでまとめました。

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一般名 商品名 糖質作用 鉱質作用 対応量
ヒドロコルチゾン コートリル 1 1 20mg
コルチゾン酢酸エステル コートン 0.8 0.8 25mg
プレドニゾロン プレドニン 4 0.8 5mg
メチルプレドニゾロン メドロール 5 0.5 4mg
トリアムシノロン レダコート 5 0 4mg
デキサメタゾン デカドロン 25-30 0 0.75mg
ベタメタゾン リンデロン 25-30 0 0.75mg

参考文献:プレドニンのインタビューフォーム

上記より、

例えばプレドニン10mg/dayで鉱質コルチコイド作用を期待してコートリルに変更した場合の投与量は40mg/dayとなるわけです。この変更で鉱質コルチコイド作用は5倍になります。

↓↓上記はインタビューフォームを見ることができれば解決できました。まずは添付文書を活用できなければなりません。下記は参考になります。

プレドニンは関節リウマチやリウマチ性多発筋痛症、全身性エリテマトーデス等の免疫異常の病態に使うことが多いです。これは糖質コルチコイドの抗炎症作用・免疫抑制作用を期待しています。鉱質コルチコイド作用が強いとナトリウム吸収およびカリウム排泄が促進され、低カリウム血症、高血圧など循環器系の副作用が懸念されるため避けます。

ただし、その患者さんの副腎機能が低下していた場合は、鉱質コルチコイド作用を補充するためにコートリル等の鉱質作用のあるものに変更されます。

内因性にコルチゾール(=ヒドロコルチゾン)は10mg/day程度分泌されているわけですから、これが抑制されている患者さんには鉱質コルチコイドの補充も必要になるわけです。

以上。

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